どじょすくい(どじょうすくい)

 おにじやろ(ざる)とくれんづち(砕土用の木製槌、農具)それに獲物を入れるバケツ。これがどじょすくいの三種の神器だ。
 手伝いで働くことの連続だが、わずかの時間にも遊び半分にどじょすくいをよくやった。バンタ川、小川、幾筋かのせんげ(せぎ)はけーだし(私道)からすぐ行ける、10分ぐらいかかるが赤田の古川はいつ行っても不漁ということはなかった。
 1人がざるを川上に向け水底へ押しつけ、もうI人は2〜3m上流からくれんづちで泥までかきまわす。ざるに近づいた時「それ!!]と追いだし役の声、「よし!!」とざるもちはざるを水平に持ち上ける。指の太さぐらいのものからつまようじほどのどじように交じってエモリ、タガメ、ヤゴ、ミズスマシ、ゲンゴロウ、コオイムシ、ヒルなどのさまざまな水生昆虫、水生動物が入る。
 お目当てはどじようとフナだけだ。

もくじへ 
拡大する
next