するすひき(籾を玄米にする
 横木を前後に動かす。いきおいよく押すと臼についている鉄棒が円を描くように動く。すると上臼が回転する。じょうごの籾が回転するごとに少しずつ噛み合わせを通り、上臼と下臼の間から籾殻と玄米になって落ちてくる。
 横木を押すと反動で戻るので、実際には押す時だけ力を入れるのだが、子ども1人ではなかなかスムーズに動かない。力を緩めると止まってしまうので、平均的に力をだす必要がある。力もいるが単調な仕事なので飽きてしまう方が多い。
 臼の上のじょうごへ籾を入れる仕事。臼の周りの籾殻と玄米の交じったものを唐箕であおる仕事。あおった玄米の中にまだ籾のままのものがあるので、籾だけ取り除くために万石を通す仕事。4斗ずつ俵に入れ、正味16貫(60kg)を確かめ、縄で縛る仕事と工程が多い。11月から年内のうちにこの仕事を終え、俵を郷倉まで運ぶとようやく米の供出が終わる。
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