薪しょい(薪背負い)
 初雪が時としては30cm以上の時もあった。冬中の燃料がまだ全部集められていない5・6年生以上は毎年薪背負いをした。
 今年は城山からだ。学校から2km近くもある。細い山道を行くと斜面に30束50東と積み重ねられてある。ナラ、シラカバ、イタヤ、クリなど材はさまざまだ。針金の輪の中にきっち
り納まっている。どれを持ち上げてもずっしりと重い。1束ずつ、高等科になると2束。人に負けてはいられない。途中で投げだしたくなるほど重い。縄が肩に食い込み、背中へは「まき」のとがった部分が当たったりして、雪道を滑ったり転げたり。やっと校庭に到着。力のあった者を羨ましく思い、人並み以下の背丈だったぼくは人の3倍も汗を流したものだ。
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